本日のWhiteboard Conference
- Hajime
- 2018年5月21日
- 読了時間: 1分
本日もWhiteboard Conferenceを行いました.

痛みの問診法としてOPQRSTというやり方があり,当科では痛み以外にも問診全般において使用するようにしています.
O: Onset 発症様式
P: Palliative/Provocative 寛解・増悪因子
Q: Quality 症状の性質
R: Region, Related symptom 部位,関連症状 S: Severity 症状の強さ T: Time course 時間経過
複数の症候が出現するような複雑なケースでは何から聞いていいかわからなくなることもありますが,それぞれの症候についてOPQRSTを押さえるようにすると良いかもしれませんね.
鑑別疾患がいくつか頭に浮かんでいると,聞くべき問診の幅も広がると思います.
そのためにはいろんな疾患の典型的な経過を知っておくことも必要ですね.
血液検査や画像で見つかったものが答えとは限りません.
一般検査でわからない病気の診断は病歴勝負です.
もっともっと病歴診断の精度を高めていきましょう!!
Comments